古傷のこと
- 真理子 藤本
- 3 日前
- 読了時間: 1分
”古傷”のことを考えてみる。
なんとなく、生活していてモヤモヤするときは、古傷がうずいているときなのかなと思う。
あくまで今起っていることで、何かを考え、思い、結論を出そうとしているのだけど、
多分、その時には古傷がうずいているのだと思う。
それで多分、その古傷は「うずいている」から、言葉になっていない何か、堅い何か、なのだと思う。
カウンセリングでは、それを少しずつ少しずつ言葉にしていったりします。
少しずつ丁寧に、心がこれ以上傷つかないように注意をしながら、堅い何かを言葉に変換していって、または、言葉にできない時には自分の身体に語りかけて、
言葉や身体の感覚が、古傷に合う言葉か感覚かどうかを確認してみる。
そんなことしながら、古傷を”自分のもの”にしていく、ということもあったりします。
そして、そうすることで古傷が、今起っていることはどうしたらいいか、知恵を貸してくれることが、あったりします。
”古傷”って、辛いことには変わりないかもしれないけど、案外勇敢で果敢なものかもしれない。
そんな風に思えるまで、私たちはサポートします。



