元気→落ち込み→どん底→回復→元気
- 真理子 藤本
- 10月15日
- 読了時間: 3分
元気→落ち込み→どん底→回復→元気 の状態を言葉にしてみようと思いました。
言葉にするのは、それぞれのステージで何が起こっているかをなんとなく知るだけでも、その状況になった時、ほのかでも心の中に光が差すと思うからです。
まず、元気なときは、自分の心の輪郭がはっきりと見えていて、起っていることが自分の心のうちのことなのか、自分の心の外のことなのかっていうのがよくわかります。
でも落ち込みが出てくると、ちょっと輪郭がぼやぼやしてきて、境目がわかりづらくなってきて、うちのことなのか外のことなのかよくわからなくて、なんだかごちゃ混ぜに感じてくる。
普段なら、私はこう思うけどあの人はどうかな、人の気持ちはすべては分からないものだしと思っているのに、あの人は今こう思っている、間違いないと思うようなことと同じです。
そのまま、知らず知らずにどん底に到着したときには、心自体がぺっちゃんこで、もう心のうちなんて何もない!という状態になったりする。もうよく分からない、そこに自分自身はない、というような感覚ですよね。
それでも、人はそこから回復していくのですが、回復過程では、また少し輪郭がぼやぼや見えてきて、自分や周りを観察するということがでてくる。
ん?これは心のうちで起っていることかな(これは自分の考えや気持ちかもしれない)、いやこれは自分のそとで起っていることのように思うぞ(あの人はこんな風にしていただけだなあ)、という具合に。
そして元気になったとき、もとの自分がありながら、新たな視点が追加されていたりします。
自分の心はこんな風に動くんだ、実際に起っている出来事と自分のこころは、「別物」として、両方存在するんだという視点も含めて、新たな発見と共に次に進む元気を持つことになります。
そして意外と大事になるのは、回復過程で新しいことを始めないことだったりします。
なるべく慣れ親しんだものと接して、慣れ親しんだもののなかで、自分の心のうちとそとをみつけていけたら、少し回復は早まる、と、経験上思ったりしています。
もちろん、どん底に着地する前に、誰かに頼れたり、今起こっている事を誰かと一緒に見てみたりすることも大切なことで、立ち向かってくる壁にぶち当たらず、回り道をしてちゃんと回避できて、回避できたときには振り返ってあんなことあったなあと、未来に立つことにつながります。
オムニスは、あなたがどんなステージにいるときにでも、あなたの言葉とこころを受け取ります。そして、あなたのことを一緒に眺めることをしていきます。
どうぞお気軽にお声がけください。
オムニス/藤本



